ディオニソスの祭(3)
「特にこの曲の場合、サクソルン属と、それ以外の金管楽器が束になって掛け合う場面が頻発します。」
ってな話について、練習番号[37] 以降のみをフルスコアから抜き出してみました。
練習番号を境に、下の9段がサクソルン属、上5段がそれ以外の金管楽器群です。
著作権については、
吹奏楽愛好者の皆様に、あくまでも個人の趣味として情報提供!
ってな感じでご容赦頂ければと思っています。
音源は、パリ・ギャルドのオリジナル演奏で、練習番号[37] 付近から再生するようにリンクを貼ってあります。
あらかじめ別タブで譜面を開いておいて…または画像をDLした上でビューワーで順次再生できるようにご準備された状態で、夜な夜なおヒマな時にお楽しみ頂ければ、私も幸せです!(*^^*ゞ
無論!
オリジナル編成の パリ・ギャルド 以外の演奏、特にコンクールでの演奏は、当然スコア通りの編成ではありませんから、すべての音が埋まっているわけではありません。
まぁ~別の楽器を代用して音を埋めたりすることも、常套手段ではありますが…
しかも、単に抜けている楽器の音を埋めるだけではなく、指揮者が演奏効果を狙って勝手に(?)音を付け加えたりしています。
特に細かい音符の上昇・下降系は、楽譜通りに演奏しても、何か物足りなさを感じます。
例えるなら、ハープで一瞬にすべての音階をアルペジオで演奏することを管楽器で真似ようとしても無理なわけで、ある程度コードに沿った分散和音での演奏が精一杯です。
そんな意味では、ヘッドフォンを付けてよ~っく聴けば判ると思いますが、いくつかの団体は
“楽譜通りに吹いていない”
部分が散見されます。
具体的には、譜面上は16分音符で書かれている箇所を、6連符にしている等々…
完全版のフルスコアを見ながらでなければ判らないと思いますが、そんな
バンド独自のアレンジ?
も、私的には楽しみのヒトツですω
ではど~そ!
【ディオニソスの祭(F.シュミット)パリ・ギャルド 練習番号37番以降を抜粋】